ことば

仏教のことば

仏教のことば:「過現未(かげんみ)」

過現未(かげんみ)去現在未来の略。三世のことです。巳今当、三際ともいいます。仏教では、時間を実在するものとは見ず、変化す...
仏教のことば

仏教のことば:「廓然無聖(かくねんむしょう)」

廓然無聖(かくねんむしょう)ダルマ大師が、中国の梁(りょう)の武帝の問いに答えた言葉として有名。つまり、からりと天地いっ...
仏教のことば

仏教のことば:「学佛大悲心(がくぶつだいひしん)」

学佛大悲心(がくぶつだいひしん)浄土真宗の経文「帰三宝偈」の中の言葉。全ての人々を大悲(慈悲)で包み、必ず救うという阿弥...
仏教のことば

仏教のことば:「覚悟(かくご)」

覚悟(かくご)煩悩の迷いから目覚めて正法を悟ることです。一般に覚悟といえば、あらかじめ心構えをすることや、心の用意をする...
仏教のことば

仏教のことば:「戒定慧(かいじょうえ)」

戒定慧(かいじょうえ)戒と定と慧。三学ともいいます。仏道修行者の必ず修学実践すべき根本的なことがら、悪を制するを戒、心の...
仏教のことば

仏教のことば:「戒(かい)」

戒(かい)僧侶が守らなければならない規律、きまり。すべての悪しきをなさず、善を行い、自分の心を浄める。これが諸々の仏陀の...
仏教のことば

仏教のことば:「我(が)」

我(が)自我の意味です。行為主体としての自己。永遠不滅の本体。自己主観の中心となるもの。仏教ではこのような常恒の我を認め...
仏教のことば

仏教のことば:「送り火(おくりび)」

送り火(おくりび)お盆には、門に苧殻(おがら)を焚いて霊を迎え、十六日にはまた苧殻を焚いて霊を送る。これが送り火です。
仏教のことば

仏教のことば:「屋裏主人公(おくりしゅじんこう)」

屋裏主人公(おくりしゅじんこう)屋裏とは自己の内面。すなわち、自己の内面に生まれながらそなわっている仏性のことです。大我...
仏教のことば

仏教のことば:「応病与薬(おうびょうよやく)」

応病与薬(おうびょうよやく)釈迦は、医者が病人に薬を与えるように、人の悩みに応じて教えを説かれた。その対機説法の意味です...
仏教のことば

仏教のことば:「往生(おうじょう)」

往生(おうじょう)浄土へ往って、仏の世界に生まれることです。普通、死ぬことの意味にも用いられています。「往生」というと、...
仏教のことば

仏教のことば:「閻浮提(えんぶだい)」

閻浮提(えんぶだい)仏教で説く世界の、中央にそびえる須弥山の南にある大陸。四洲のひとつ。南膽部洲ともいいます。インドのこ...
仏教のことば

仏教のことば:「厭穢欣浄(えんえごんじょう)」

厭穢欣浄(えんえごんじょう)厭離穢士、欣求浄土の略。けがれたこの世を厭い離れてきよらかな阿弥陀仏の浄土を願いもとめること...
仏教のことば

仏教のことば:「縁起(えんぎ)」

縁起(えんぎ)因縁生起のことです。ものごとの成立するさま。ブッダは、すべてのものが、この世に存在をするためには、その状態...
仏教のことば

仏教のことば:「縁覚(えんがく)」

縁覚(えんがく)自分ひとりの力で覚った人。おのれひとり悟ってよしとする孤高の覚者。教理的には十二因縁を観察して迷いを断ち...
仏教のことば

仏教のことば:「回心(えしん)」

回心(えしん)信仰心のなかった今までの心をひるがえして、正しい信仰に入ることです。仏教における回心とは、古い自己が死んで...
仏教のことば

仏教のことば:「衣鉢(えはつ・いはつ)」

衣鉢(えはつ・いはつ)衣鉢(えはつ)「えはち」とも読む。三衣と一鉢のことです。修業者が持つ九条と五条の袈裟と応量器といわ...
仏教のことば

仏教のことば:「回向(えこう)」

回向(えこう)自分の善行、功徳でもって、他人によい結果の生ずることを願うことです。仏事を営み、死者の成仏を願うことです。...
仏教のことば

仏教のことば:「雲水(うんすい)」

雲水(うんすい)「行雲流水」を略した言葉。雲のように、水のように天下いたる所を住み家として行脚する修行僧。師をたずね道を...
仏教のことば

仏教のことば:「運心(うんしん)」

運心(うんしん)菩薩戒をうけるとき、戒師の前で心をめぐらし、自分の罪を懺悔することです。心をよせることです。菩薩戒を受け...
仏教のことば

仏教のことば:「優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)」

優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)仏教の男の在家信者が、うばそく。女性の在家信者がうばい。仏教の出家とは、一義的には比...
仏教のことば

仏教のことば:「優曇華(うどんげ)」

優曇華(うどんげ)梵語ウドゥンバラの音写。いちじくの一種で、三千年に一度の花が咲く。仏または転輪聖王が出現すると咲く、と...
仏教のことば

仏教のことば:「有頂天(うちょうてん)」

有頂天(うちょうてん)天上界の九つの天のうち、最も高い天の名。得意の絶頂にあることをもいいます。「有頂天(うちょうてん)...
仏教のことば

仏教のことば:「有象無象(うぞうむぞう)」

有象無象(うぞうむぞう)有形のものと無形のもの、すなわち一切のものをいいます。有象無象は、仏教用語の「有相無相(うそうむ...
仏教のことば

仏教のことば:「有情(うじょう)」

有情(うじょう)梵語サットヴァの訳。存在するもの、の意味です。生命を持ち、感情や意識を有するもの。一切の生きものの総称。...
仏教のことば

仏教のことば:「浮世(うきよ)」

浮世(うきよ)憂世とも書く。憂いと苦悩にみちた世の中、定めのない現世をいいます。〔憂き世(つらい世の中)と浮世ふせい(は...
仏教のことば

仏教のことば:「有為転変(ういてんぺん)」

有為転変(ういてんぺん)因縁和合によってつくられた生滅変化する諸現象。無常で変遷するもの。これらの現象または存在は一瞬も...
仏教のことば

仏教のことば:「有(う)」

有(う)梵語バーヴァの訳。存在。生存の場所。生死輪廻存在する状態  「有(う)」心の働きや感情を持つものを有情うじょうと...
仏教のことば

仏教のことば:「引導(いんどう)」

引導(いんどう)「引導を渡す」という言葉があります。あきらめ切れないで迷っている人に、最後的な言葉を言い渡して、覚悟をき...
仏教のことば

仏教のことば:「因陀羅網(いんだらもう)」

因陀羅網(いんだらもう)因陀羅は、梵語インドラの音写で帝釈天のことです。帝尺天宮にはりめぐらされている網のことで、各結び...
スポンサーリンク