仏陀の生涯

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仏陀の物語

仏陀の物語(16)幸福追求を説く

幸福追求を説く仏陀(釈尊・釈迦)の高弟の一人にアヌルッダという比丘が、祇園精舎で仏陀(釈尊・釈迦)の説法の席で何としたことか居眠りをしてしまいました。彼は釈迦族の出身で仏陀(釈尊・釈迦)の従弟にあたるものでした。説法がすんでから仏陀(釈尊・...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(20)仏陀(ブッダ)の死後

「如是我聞」仏陀(ブッダ)自身は著作を残しませんでした。仏陀(ブッダ)入滅後、阿闍世王はその教えが誤りのないようにするため、弟子たちが大集結して、仏陀(ブッダ)の言動や教団の戒律などを書き残しておこうと考え、そのような会を持ちました。これを...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(19)仏陀(ブッダ)仏陀の死

衆苦を断ち、煩悩の業火を消し、不生不滅の法性を認証して、万苦を解脱して、涅槃(ねはん)の世界仏陀(ブッダ)は、痛みをこらえてヴァディー村に着きました。金属細工師のチェンダのマンゴー林に泊まりました。チェンダは、心をこめて仏陀(ブッダ)をもて...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(18)仏陀(ブッダ)最後の旅

法と律とに精励するものは、生の流転をはなれて、苦しみも終わるであろう。仏陀(ブッダ)は、八十歳になっていました。余命少しと感じた仏陀(ブッダ)は、霊鷲山(りようじゆせん)を下りて旅に出ることにしました。祗園精舎であのディバダッタが、仏陀(ブ...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(17)仏陀(ブッダ)の布教(3)

「人生における五欲の楽しみは危険である」仏陀(ブッダ)は、マカダ国をサーリ仏陀(ブッダ)やモッガラー等に任せて、コーサラのシュラーヴァスティーに移る事としました。その途上、仏陀(ブッダ)は五人の弟子を連れ、故郷のカピラヴァスツを訪れました。...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(16)仏陀(ブッダ)の布教(2)

"祗園精舎(ぎおんしょうじゃ)"とサーリープッタ(舎利子)ピンダダも仏陀(ブッダ)の信者となり、コーサラ国の首都シュラーヴァスティー(舎衛城)に精舎を建設するから、そこへ来てくれるように仏陀(ブッダ)に頼みました。ピンダダは、帰国後すぐに精...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(15)仏陀(ブッダ)の布教(1)

"功徳(くどく)と縁起(えんぎ)の理法"仏陀(ブッダ)は、マカダ国12万人の国民を教化するために布教に努めました。国の人々には、カッサパが仏陀(ブッダ)の弟子となったことは信じませんでした。そこで、仏陀(ブッダ)はラージャグリハの人々を竹林...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(14)仏陀(ブッダ)の最初の説法(2)

仏陀(ブッダ)が"正覚者(しょうがくしゃ)"となる男性は仏陀(ブッダ)に、カッサパの周りには狂信者が常に二十人もいると心配しますが、仏陀(ブッダ)は「一切を空と感ずる私に、死への恐怖は無い。」ことを男に説明しました。仏陀(ブッダ)は、教えら...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(13)仏陀(ブッダ)の最初の説法(1)

「初転法輪」とは最初の説法仏陀(ブッダ)の体得した真理は、五人の修行者にも伝わりました。論理的認証と思索によって他の修行者へ伝達可能であったことは、仏陀(ブッダ)の教えを広める上での飛躍であった(こうした理由で、後代の人々は仏陀(ブッダ)ガ...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(12)仏陀(ブッダ)、説法を開始(2)

"虚空(こくう)"は無辺であると観ぜられた時、"空無辺処(くうむへんしょ)"を成就します。仏陀(ブッダ)は、まず仙人と仰いだアーラーラ・カーラーマ仙人を訪ねるつもりでしましたが、彼も彼の子も既に亡くなっていたので、今まで修行を共にしてきた仲...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(11)仏陀(ブッダ)、説法を開始(1)

「万物はすべて無常です。欲望も恐怖も苦悩も、すべて無我によって死滅する」。シッタルダは、川辺の菩提樹の樹陰で、長年思索に思索を重ねて追求してきた真理を得ました。"無処有所"の思想を飛び越え、一切を無と感ずることによって、心の安静を得て、"輪...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(10)求道苦行(ぐどうくぎょう)(3)

"悟り"とは仏陀(ブッダ)になること彼女は、彼に"悟り"について尋ねました。シッタルダは次のように答えました。「生きとし生けるものはすべて、流転輪廻(るてんりんね)の生涯を未来永劫に続ける運命を持っています。」「生まれ、生き、やがて死ぬが、...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(9)求道苦行(ぐどうくぎょう)(2)

苦行者から脱落した者役にも立たぬ苦行から離れ、安定した心の状態でこそ正しい真理を把握できるはずだ、と考えたのでした。その時、瞑想しているシッタルダを、「苦行の道を離れたのに、自分を浄いと思っている」とからかうように歌う人が近づいて来ました。...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(8)求道苦行(ぐどうくぎょう)(1)

求道苦行(ぐどうくぎょう)「生・老・病・死」の苦しみをどう克服するか、人間の生まれながらに担っている苦悩をどう克服するか、その思索のためにシッタルダは修行の道に入り、高徳な聖人のもとを訪れましたが、満足の行く答えは得られませんでした。高徳の...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の生涯(7)仏陀(ブッダ)の出家(3)

「無所有処(むしょうしょ)」の理父王の使臣と別れたシッタルダは、マカダ国の首都、ラージャグリハ(王舎城)へ向かいました。その近くには、哲学者のゴーサーらやジャイナ教の開祖マハーヴィーラが住み、彼らに対する信奉者も多く、苦行者も多くいました。...
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