仏教のことば 仏教のことば:「伽陀(かだ)」 伽陀(かだ)梵語ギャーターの音写。諷頌、偈、偈頌と訳す。韻文体の経文。長行部の趣意を再び韻文で表わした応頌と区別して孤起頌といいます。また法会の時、一定の曲譜をもって諷誦する偈頌。 2018.11.19 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「加持(かじ)」 加持(かじ)加は加被、持は摂持の意味です。仏日の影が衆生の心水に現ずるを加、行者の心水よく仏日を感ずるを持といいます。仏の絶対慈悲が信者の心に加えられて、行者が信心によってその慈悲を感得することです。仏の加被、つまり仏さまの威力によって、仏... 2018.11.16 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「過現未(かげんみ)」 過現未(かげんみ)去現在未来の略。三世のことです。巳今当、三際ともいいます。仏教では、時間を実在するものとは見ず、変化する存在の変遷の過程を仮に三つの区別を立てたにすぎない。 2018.11.14 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「廓然無聖(かくねんむしょう)」 廓然無聖(かくねんむしょう)ダルマ大師が、中国の梁(りょう)の武帝の問いに答えた言葉として有名。つまり、からりと天地いっぱい晴れ渡っているようなもので、何もないという意味になります。 2018.11.12 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「学佛大悲心(がくぶつだいひしん)」 学佛大悲心(がくぶつだいひしん)浄土真宗の経文「帰三宝偈」の中の言葉。全ての人々を大悲(慈悲)で包み、必ず救うという阿弥陀如来の心に気付き、その大悲心に抱かれた仏道を歩むことです。 2018.11.09 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「覚悟(かくご)」 覚悟(かくご)煩悩の迷いから目覚めて正法を悟ることです。一般に覚悟といえば、あらかじめ心構えをすることや、心の用意をするという意味で使われています。また、「覚悟しろ」などという場合は、あきらめることや観念することのようです。 2018.11.07 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「戒定慧(かいじょうえ)」 戒定慧(かいじょうえ)戒と定と慧。三学ともいいます。仏道修行者の必ず修学実践すべき根本的なことがら、悪を制するを戒、心の動揺を静め瞑想するを定、真実を証するを慧といいます。行動の規範である「戒」と、宗教的精神統一である「定」と、真理を知る「... 2018.11.05 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「戒(かい)」 戒(かい)僧侶が守らなければならない規律、きまり。すべての悪しきをなさず、善を行い、自分の心を浄める。これが諸々の仏陀の教えである。 2018.11.02 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「我(が)」 我(が)自我の意味です。行為主体としての自己。永遠不滅の本体。自己主観の中心となるもの。仏教ではこのような常恒の我を認めない。存在は縁起によってなるものとし無我の立場をとる。 2018.10.31 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「送り火(おくりび)」 送り火(おくりび)お盆には、門に苧殻(おがら)を焚いて霊を迎え、十六日にはまた苧殻を焚いて霊を送る。これが送り火です。 2018.10.29 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「屋裏主人公(おくりしゅじんこう)」 屋裏主人公(おくりしゅじんこう)屋裏とは自己の内面。すなわち、自己の内面に生まれながらそなわっている仏性のことです。大我の本体をいいます。洞とほぼ同義で使用される言葉に、屋敷,家の中を意味する〈屋裡(おくり)〉〈屋裏(おくり)〉がああります... 2018.10.26 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「応病与薬(おうびょうよやく)」 応病与薬(おうびょうよやく)釈迦は、医者が病人に薬を与えるように、人の悩みに応じて教えを説かれた。その対機説法の意味です。病いに応じて薬を与えることです。人々の迷いや苦悩に応じて、それに適した教えを説くことです。 2018.10.24 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「往生(おうじょう)」 往生(おうじょう)浄土へ往って、仏の世界に生まれることです。普通、死ぬことの意味にも用いられています。「往生」というと、「今日隣の婆さん往生したそうだ」とか「弁慶の立ち往生」のように「死んだ」という意味で使われます。そのため、関西方面でよく... 2018.10.22 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「閻浮提(えんぶだい)」 閻浮提(えんぶだい)仏教で説く世界の、中央にそびえる須弥山の南にある大陸。四洲のひとつ。南膽部洲ともいいます。インドのことを言っていたが、後には人間世界、われわれの地上世界、娑婆世界をいいます。 2018.10.19 仏教のことば
仏教のことば 仏教のことば:「厭穢欣浄(えんえごんじょう)」 厭穢欣浄(えんえごんじょう)厭離穢士、欣求浄土の略。けがれたこの世を厭い離れてきよらかな阿弥陀仏の浄土を願いもとめることです。苦悩多い穢 (けが) れたこの娑婆世界を厭 (いと) い離れたいと願うこと。「おんりえど」とも読む。欣求浄土の対句... 2018.10.17 仏教のことば