仏教のことば:「東岸(とうがん)」
東岸(とうがん) 西岸の対。 西岸とは西方極楽浄土のことです。 彼岸のことです。 従って東岸は此岸、裟婆のこと
東岸(とうがん) 西岸の対。 西岸とは西方極楽浄土のことです。 彼岸のことです。 従って東岸は此岸、裟婆のこと
転読(てんどく) 経典の最初から終わりまで全部を読む真読(しんどく)に対し、経の初・中・終の数行だけを読むことです。 経題や経典の初...
点心(てんじん) 禅宗で、定時の食事の間に少量の間食を摂ることです。 簡単な食事、またはその食物のこと。 食事を心胸(腹)に点ずる...
天(てん) 仏教でいう天は、三界にある諸天の天界のことです。 すなわち、人間界の上にあって、すぐれた果報を受ける者のみが住む世界。 ...
追善(ついぜん) 死者の冥福を祈るため後から善事を営むことです。 「追」には「後に従う」「追いかける」という意味があります。 「善」は...
長老(ちょうろう) 深い学徳を身につけた高僧のことです。 学識・経験が豊かで、その社会で尊敬される人。特に仏教では高僧の尊称として使...
中道(ちゅうどう) 極端な享楽や、極端な苦行にかたよらない中正な仏教の実践の立場。 執着を離れ,正しい判断をし,行動すること。 ...
中尊(ちゅうそん) 仏壇中央にまつられる尊像。 「中尊」の意味は一群の仏像のうち中心をなすもののこと。 脇侍などと区別していう語。阿弥...
畜生(ちくしょう) 地獄・餓鬼とともに三悪道の一つ。 「畜生」という言葉はもともと仏教用語です。 しかし、現在では仏教用語として使...
智慧(ちえ) 智慧とは、世の中のありとあらゆる出来事や、その背後にある真理を見極める働きのことです。 人生や社会の真実の姿を見きわめ...
他力(たりき) 人間の力を超えた阿弥陀仏の本願の力。 阿弥陀仏の本願力を他力として、念仏を唱えることで浄土へ往生することを願うことを...
陀羅尼(だらに) 仏の教えの精要で、神秘的な力を持っていると信じられる呪文。 総持とか能持と漢訳され、本来は、すべてのことや教えをよく記...
荼毘(だび) 死者の死体を焼いて骨を葬ることです。 檀那・旦那(だんな) 人に物を施したり法を施すことです。 真心をもって布施する人...
打坐(たざ) 坐禅することです。 只管(しかん)打坐といえば、余念なく専心に坐ることをいいます。
托鉢(たくはつ) 僧尼が経文をとなえながら、鉢を托出して米や金銭を乞うて歩くことです。 鉢は木製の食器です。