仏陀の教え(1)仏陀の教えとは?

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仏陀の教えとは?

仏教と聞くと、何か暗いじめじめしたものを感じるとしたら、そんなイメージを作り上げてしまった日本人の風土にあると思います。

現代仏教界の多くはその収入源を葬式や付随する法事か観光事業に頼っているような気がします。

読まれる経典は中国文の漢字を日本語読みしており、聞く方はなかなか理解できませんね。

仏教が日本に入ったのは538年、かれこれ1500年も同じ状態が続いており、仏教の内容も中国語に堪能であるか、解説書を読んだ人でないと意味もわかりませんよね。

仏教とは人間の生き方を教える積極的・能動的なものであって、決して死者を祭る為に創られたものではないような気がします。

仏陀の教えは今の時代にどう語りかけているのでしょうか?

釈迦の言葉にこんな句があります。

「どのような友をつくろうとも、どのような人とつき合おうとも、やがて人はそのような人になる。人とともにつき合うというのは、そのようなことなのである」

やはり「縁」というものが人生の生きるための「何か」なのでしょう。

このページを見に来られた方も「めぐり合わせ」「縁」でしょう。

仏陀(釈迦)の教えは、その時その場所その人(人々)の為になされました。

仏陀の説法は対機説法、あるいは応病与薬といわれます。

仏陀の教え(思想、ダンマ 普遍の法)自体を文字や言葉で正確に表す事は非常に困難なことであると思われます。

仏陀(釈迦)の教え(思想)として、出来る限りその真髄に近づく事を目指すこととします。

釈尊の呼び名について

釈迦(Gotama Siddhattha・悉達多・釈迦牟尼・仏陀等)の呼び名は、沢山あります。
* ゴータマ・シッダールタ
* 釈迦牟尼世尊
* 釈尊
* 世尊
* 釈迦牟尼如来
* 如来
* 釈迦
* お釈迦さま
* 仏陀
* ブッダ
* 仏さま
* み仏さま
* 釈迦牟尼仏

今から、2千5百年前にカピラバスト云う国の王子として生まれた釈尊は、ゴータマ・シッダールタと名づけられました。
シッダールタとは、『すべてののぞみを成就するもの』という意味だそうです。

カピラバスト国は、シャーキャ族(釈迦族)という民族の国でした。
釈迦族は、今のインド人の大部分を占めるアーリア系白色人種でなく、日本人に似ている蒙古系の黄色人種であったと云われています。

釈尊は、釈迦族出身の聖者(ムニ)で、『世に比類なき尊いお方』のバガヴァン(世尊)の称号で呼ばれていました。つまり、釈迦牟尼世尊です。それを略して釈尊や世尊と言われています。

また、釈迦は、ご自分のことを『真如から来たもの』の如来といっていたそうです。
つまり、釈迦牟尼如来です。
ちなみに、真如とは、宇宙のあらゆるものごとを存在たらしめている大本の法のことで、無生、無滅、無始、無終のものということです。

実は、当時『釈迦』といった場合は、釈尊でなく釈迦族を指したそうですが、今では、釈尊のことになります。

また、釈尊は、お悟りを開かれたので『真理を悟った人』と言う意味の仏陀(ブッダ)と呼ばれ、仏さま、または、み仏さまと言われています。つまり、釈迦牟尼仏です。

このホームページ内でもいろんな呼び方で表記していますのでご了承下さい。