ことば

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仏教のことば

仏教のことば:「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」

阿鼻叫喚(あびきょうかん)「阿鼻叫喚の巷と化す」と表現されるように、阿鼻叫喚は、戦場や大災害の惨状を形容する語句で、地獄絵そのままに、人々が泣き叫び、逃げまどう悲惨な状況を表しています。この「阿鼻」も「叫喚」も地獄の名前で、八大地獄の中に入...
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仏教のことば:「あばた」

あばた「あばたもえくぼ」という諺(ことわざ)があります。愛する者には、あばたさえもえくぼに見えるという、ほほえましい例えです。この「あばた」とは、インドの語「アルブダ」の音写で、腫れ物とか水泡という意味で、経典にも出てくる言葉です。仏教で説...
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仏教のことば:「悪口(あっこう・あっく)」

悪口(あっこう・あっく)「妄語をいい、綺語を好み、悪口して他を罵(ののし)り、両舌して他の親好を破することを、口の四悪業という」と、『十善法語』という仏書に書かれています。妄語はうそをつくことです。綺語は真実にそむいて巧みに飾りたてた言葉。...
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仏教のことば:「阿僧祗(あそうぎ)」

阿僧祗(あそうぎ)梵語アサンキヤの音写。阿僧企耶とも。数の単位。無数、無央数、不可数量。十の五十九乗。阿僧祗劫といえば無数の劫の意味です。劫が無数の意無数の無数倍でとても数えきれない。
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仏教のことば:「阿修羅(あしゅら)」

阿修羅(あしゅら)大海の底に一大王国をもち、きわめて好戦的で勇猛な鬼神。単に修羅ともいいます。詳しくは、下記のページをご覧ください。「阿修羅の魅力」ホームページ
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仏教のことば:「阿闍梨(あじゃり)」

阿闍梨(あじゃり)梵語アーチャルヤ、アーチャリヤまたは、トカラ語アーシャリ、アシャリの音写。バラモン教で祭式の教授者の意味です。仏教でも戒を授け読経などを指導する師僧の意味です。
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仏教のことば:「阿字(あじ)」

阿字(あじ)サンスクリットの最初の文字。万有の根源を象徴した字。密教では宇宙万有を法身とみなし、それを象徴する字。すなわち、胎臓界大日如来の種字。五輪の地輪の意味です。
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仏教のことば:「阿含(あごん)」

阿含(あごん)インドでの伝承聖典をさし、仏教では大乗経典にたいしてとくに原始仏教(小乗仏教)の経典をいいます。南方系では五部に、北方系では、四部に分けています。釈迦の言葉が多く含まれる。
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仏教のことば:「阿号(あごう)」

阿号(あごう)能の観阿弥・世阿弥、水墨画・連歌の能阿弥、書院造の相阿弥、作庭の善阿弥、立花の立阿弥、美術品鑑定の千阿弥など、名に阿弥がついています。名前の下に「阿弥陀仏」略して「阿弥」「阿」をつけるのを「阿弥陀仏号」略して「阿号」といいます...
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仏教のことば:「悪人正機(あくにんしょうき)」

悪人正機(あくにんしょうき)悪人こそが、阿弥陀仏の救済の第一の対象となっているということです。さて、どのようなことでしょうか?
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仏教のことば:「悪事千里(あくじせんり)を走(はし)る」

悪事千里(あくじせんり)を走(はし)るこの諺は、悪い行いはすぐ世間に知れ渡る、という意味です。『景徳伝燈録』に「好事門を出でず、悪事千里を行く」とあるのが、この諺のもとです。好い事はなかなか世に知られないが、悪い事はすぐに広まる、世相です。...
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仏教のことば:「悪趣(あくしゅ)」

悪趣(あくしゅ)悪業の結果行わねばならぬところ。地獄・餓鬼・畜生の三道といい、ここに転々と生まれかわることを悪道の輪廻といいます。さらに修羅・人間・天上を加えて六道といいます。
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仏教のことば:「諦め(あきらめ)」

諦め(あきらめ)どうにもならないことをくよくよと考えないで断念することを「あきらめる」といいます。仏陀は、悟りを開かれた後、ベナレスのミガダーヤで5人の友人たちに、初めて法を説かれました。初転法輪(しょてんぽうりん)と呼ばれているのがそれで...
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仏教のことば:「閼伽、阿伽(あか)」

閼伽、阿伽(あか)梵語アルガまたはアルギャの音写。客の接待に供せられる水のことです。転じて仏前に供える水、さらに供物の意味です。それを入れる器の意となりました。
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仏教のことば:「阿吽(あうん)」

阿吽(あうん)相撲の仕切りは「阿吽の呼吸」を合わせます。吐く息、吸う息を合わせるのです。社寺の門前のコマイヌさんや、山門の仁王様は、一方が口を開いて「ア」、他方は口を閉じて「ウン」と、阿吽の姿をしています。インドの文字である梵語(ぼんご)で...
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