仏教のことば:「屋裏主人公(おくりしゅじんこう)」

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屋裏主人公(おくりしゅじんこう)

屋裏とは自己の内面。
すなわち、自己の内面に生まれながらそなわっている仏性のことです。
大我の本体をいいます。

洞とほぼ同義で使用される言葉に、屋敷,家の中を意味する〈屋裡(おくり)〉〈屋裏(おくり)〉がああります。

人は何か大切なことを伝える場合は、自分の中にあるものを伝えていくものです。

それは単に頭で考えた知識ではなく、その人が乗り越えてきた体験や、或いはまだ苦闘中の複雑な思いや、一緒になって歩んでいこうといった願いだったりします。

心は籠めない行為はすぐに露呈しますから、真心を籠めることは常に全身全霊で行うものです。

この「伝える力」というものは、心の力です。

心は何を感じて、心はどうしたいのか、それを素直に発揮するためには心の命じるままに行動していかなければなりません。

心が思ってもそれを無視して保身に走ったり、楽な方を選んだり逃げたりすれば心はいよいよ出てきません。

そのためには、勇気と自己との対話、内省ということになります。