仏教のことば

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仏教のことば:「和光同塵(わこうどうじん)」

和光同塵(わこうどうじん)仏・菩薩がみずからその光を和らげ、悩める人々に同ずることです。仏・菩薩が悟りの智慧の光を隠して、衆生を救うために世俗界に身を投じ煩悩の塵に同じて、教化することです。
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仏教のことば:「輪袈裟(わげさ)」

輪袈裟(わげさ)略式の袈裟で、帯状の布で輪をつくり、首からかけて胸にたらすもの。
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仏教のことば:「脇侍(わきじ・きょうじ)」

脇侍(わきじ・きょうじ)中心となる仏像の左右に侍立する像。脇士、脇立ともいいます。
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仏教のことば:「六波羅蜜(ろくはらみつ)」

六波羅蜜(ろくはらみつ)悟りの彼岸に至るために修行する六種の徳目。本当の幸福を得るための六つの条件六波羅蜜 布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧
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仏教のことば:「六根(ろっこん)」

六根(ろっこん)見・聞・嗅・味・触・知の六つの感覚作用。感覚や意識をつかさどる六つの器官とその能力。眼根げんこん・耳根にこん・鼻根・舌根・身根・意根の総称。六つの根。
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仏教のことば:「老師(ろうし)」

老師(ろうし)学識ゆたかな高徳の師僧。禅宗では僧堂の師家(しけ)のことをいいます。
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仏教のことば:「連枝(れんし)」

連枝(れんし)もとは天皇の兄弟に対する尊称でしたが、室町時代以後は本願寺法主の兄弟、近親者の敬称となりました。
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仏教のことば:「霊験(れいけん・れいげん)」

霊験(れいけん・れいげん)神仏の力によって現された不可思議な効験。
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仏教のことば:「輪廻(りんね)」

輪廻(りんね)流転(るてん)ともいい、迷いの世界にあって、とどまることなく生死をくり返すことです。インド古来の思想で、生ある者が生死を繰り返すことです。
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仏教のことば:「臨終(りんじゅう)」

臨終(りんじゅう)人生最後の瞬間。
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仏教のことば:「律(りつ)」

律(りつ)釈迦が弟子たちを誡めた規律のことです。
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仏教のことば:「利益(りやく)」

利益(りやく)仏法から享受する利得。一般には、諸仏諸天から受ける加護や霊験をいいます。
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仏教のことば:「落飾(らくしょく)」

落飾(らくしょく)身分の高い者が髪を剃り落し、仏門に入ること。剃髪のことです。
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仏教のことば:「羅刹(らせつ)」

羅刹(らせつ)人の血肉を食うという大力の悪鬼。
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仏教のことば:「礼賛(らいさん)」

礼賛(らいさん)仏や菩薩の功徳をたたえたり、お経を賛嘆することです。
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仏教のことば:「来迎(らいごう)」

来迎(らいごう)臨終のとき、仏や菩薩が来現して、その人を浄土へ導き迎えることです。
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仏教のことば:「欲界(よくかい)」

欲界(よくかい)三界(欲界・色界・無色界)の一つ。官能的欲望の渦巻く世界。仏教の世界観において、生き物が生きていく上で本能的に持っている三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)などの欲望に満ちた世界を「欲界(よっかい/よくかい)」と言います。色界(し...
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仏教のことば:「余乗(よじょう)」

余乗(よじょう)自分の宗派のことを語る事を宗乗(しゅうじょう)といい、他の宗派を語る事を余乗(よじょう)といいます。
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仏教のことば:「影向(ようごう)」

影向(ようごう)姿・形を見せずに神仏の霊が現れることです。
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仏教のことば:「遊山(ゆさん)」

遊山(ゆさん)もと禅宗で、浩然の気を養うため野山の景観を求めて杖を曳くことをさした。遊山」、野山へ遊びに行くという意味もあれば僧侶が修行のため諸国を遍歴するという意味もあります。
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仏教のことば:「遊行(ゆぎょう)」

遊行(ゆぎょう)僧が修行のために諸国を歩き回って伝道することです。少欲知足を旨とし、托鉢による施物を糧として解脱を目指すことにその目的があります。
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仏教のことば:「唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)」

唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)大乗における究極の悟りの境地は、ただ、仏と仏が理解しうるもので、凡夫の思議することのできないものである、と言う意味です。「唯、仏と仏と、乃し能く(諸法の実相を)究尽したまえり」と読みます。ただ仏と仏とのみが互いに知...
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仏教のことば:「遺偈(ゆいげ)」

遺偈(ゆいげ)師僧が悟りの境地を漢詩風に表現し、弟子に与える辞世の句。臨終のとき、あとに残す偈(げ)。多く禅僧が行なうもの。高僧が死に臨んで、自己の感懐、信仰の根幹、弟子・後世への教訓などを記した偈。
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仏教のことば:「遺教(ゆいきょう)」

遺教(ゆいきょう)釈迦が説きのこした教え。仏法のことです。
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仏教のことば:「山伏(やまぶし)」

山伏(やまぶし)修験道の行者。山伏とは、日本特有の山岳信仰にもとづく修行者のこと。
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仏教のことば:「夜叉(やしゃ)」

夜叉(やしゃ)醜悪な姿をした性質の荒い鬼神。梵語ヤクシャの音写。捷疾鬼・勇健・能たんと漢訳。羅刹とともに八部鬼衆のひとつで、人を食らう悪鬼。
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仏教のことば:「野狐禅(やこぜん)」

野狐禅(やこぜん)禅を修めながら、未熟にもかかわらず、悟りを開いたと得意になっている者。まやかし禅。
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仏教のことば:「門徒(もんと)」

門徒(もんと)師の教えを受ける門人、弟子のことです。とくに浄土真宗の信徒を称する。
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仏教のことば:「門跡(もんぜき)」

門跡(もんぜき)一門の仏法の系統を受けついでいる寺院。また、法親王・摂家の子弟が入って仏法の系統をつぐ寺院。
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仏教のことば:「木食(もくじき)」

木食(もくじき)深山に入り、五穀を断ち、木の実を食べて苦行することです。木食(もくじき)は、木食戒(穀断ち)(火食・肉食を避け、木の実・草のみを食べる修行)を受けた僧のこと。木食上人ともいう。
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