仏教のことば：「回心（えしん）」
回心（えしん） 信仰心のなかった今までの心をひるがえして、正しい信仰に入ることです。 仏教における回心とは、古い自己が死んで新しいわ...
「ことば」一覧
仏教のことば：「衣鉢（えはつ・いはつ）」
衣鉢（えはつ・いはつ） 衣鉢（えはつ） 「えはち」とも読む。 三衣と一鉢のことです。 修業者が持つ九条と五条の袈裟と応量器といわれる...
仏教のことば：「回向（えこう）」
回向（えこう） 自分の善行、功徳でもって、他人によい結果の生ずることを願うことです。 仏事を営み、死者の成仏を願うことです。 回向の意...
仏教のことば：「雲水（うんすい）」
雲水（うんすい） 「行雲流水」を略した言葉。 雲のように、水のように天下いたる所を住み家として行脚する修行僧。 師をたずね道を求め...
仏教のことば：「運心（うんしん）」
運心（うんしん） 菩薩戒をうけるとき、戒師の前で心をめぐらし、自分の罪を懺悔することです。 心をよせることです。 菩薩戒を受ける際...
仏教のことば：「優婆塞（うばそく）・優婆夷（うばい）」
優婆塞（うばそく）・優婆夷（うばい） 仏教の男の在家信者が、うばそく。 女性の在家信者がうばい。 仏教の出家とは、一義的には比丘（...
仏教のことば：「優曇華（うどんげ）」
優曇華（うどんげ） 梵語ウドゥンバラの音写。 いちじくの一種で、三千年に一度の花が咲く。 仏または転輪聖王が出現すると咲く、といわれる...
仏教のことば：「有頂天（うちょうてん）」
有頂天（うちょうてん） 天上界の九つの天のうち、最も高い天の名。 得意の絶頂にあることをもいいます。 「有頂天（うちょうてん）」と...
仏教のことば：「有象無象（うぞうむぞう）」
有象無象（うぞうむぞう） 有形のものと無形のもの、すなわち一切のものをいいます。 有象無象は、仏教用語の「有相無相（うそうむそう）」...
仏教のことば：「有情（うじょう）」
有情（うじょう） 梵語サットヴァの訳。 存在するもの、の意味です。 生命を持ち、感情や意識を有するもの。 一切の生きものの総称。 ...
仏教のことば：「浮世（うきよ）」
浮世（うきよ） 憂世とも書く。 憂いと苦悩にみちた世の中、定めのない現世をいいます。 〔憂き世（つらい世の中）と浮世ふせい（はかない世...
仏教のことば：「有為転変（ういてんぺん）」
有為転変（ういてんぺん） 因縁和合によってつくられた生滅変化する諸現象。 無常で変遷するもの。 これらの現象または存在は一瞬もとどまる...
仏教のことば：「有（う）」
有（う） 梵語バーヴァの訳。 存在。 生存の場所。 生死輪廻 存在する状態 「有（う）」 心の働きや感情を持つものを有...
仏教のことば：「引導（いんどう）」
引導（いんどう） 「引導を渡す」という言葉があります。 あきらめ切れないで迷っている人に、最後的な言葉を言い渡して、覚悟をきめさせ、あき...
仏教のことば：「因陀羅網（いんだらもう）」
因陀羅網（いんだらもう） 因陀羅は、梵語インドラの音写で帝釈天のことです。 帝尺天宮にはりめぐらされている網のことで、各結び目に珠玉がつ...