仏陀の教え

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仏陀(ブッダ)の生涯(15)仏陀(ブッダ)の布教(1)

"功徳(くどく)と縁起(えんぎ)の理法"仏陀(ブッダ)は、マカダ国12万人の国民を教化するために布教に努めました。国の人々には、カッサパが仏陀(ブッダ)の弟子となったことは信じませんでした。そこで、仏陀(ブッダ)はラージャグリハの人々を竹林...
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仏陀(ブッダ)の生涯(14)仏陀(ブッダ)の最初の説法(2)

仏陀(ブッダ)が"正覚者(しょうがくしゃ)"となる男性は仏陀(ブッダ)に、カッサパの周りには狂信者が常に二十人もいると心配しますが、仏陀(ブッダ)は「一切を空と感ずる私に、死への恐怖は無い。」ことを男に説明しました。仏陀(ブッダ)は、教えら...
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仏陀(ブッダ)の生涯(13)仏陀(ブッダ)の最初の説法(1)

「初転法輪」とは最初の説法仏陀(ブッダ)の体得した真理は、五人の修行者にも伝わりました。論理的認証と思索によって他の修行者へ伝達可能であったことは、仏陀(ブッダ)の教えを広める上での飛躍であった(こうした理由で、後代の人々は仏陀(ブッダ)ガ...
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仏陀(ブッダ)の生涯(12)仏陀(ブッダ)、説法を開始(2)

"虚空(こくう)"は無辺であると観ぜられた時、"空無辺処(くうむへんしょ)"を成就します。仏陀(ブッダ)は、まず仙人と仰いだアーラーラ・カーラーマ仙人を訪ねるつもりでしましたが、彼も彼の子も既に亡くなっていたので、今まで修行を共にしてきた仲...
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仏陀(ブッダ)の生涯(11)仏陀(ブッダ)、説法を開始(1)

「万物はすべて無常です。欲望も恐怖も苦悩も、すべて無我によって死滅する」。シッタルダは、川辺の菩提樹の樹陰で、長年思索に思索を重ねて追求してきた真理を得ました。"無処有所"の思想を飛び越え、一切を無と感ずることによって、心の安静を得て、"輪...
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仏陀(ブッダ)の生涯(10)求道苦行(ぐどうくぎょう)(3)

"悟り"とは仏陀(ブッダ)になること彼女は、彼に"悟り"について尋ねました。シッタルダは次のように答えました。「生きとし生けるものはすべて、流転輪廻(るてんりんね)の生涯を未来永劫に続ける運命を持っています。」「生まれ、生き、やがて死ぬが、...
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仏陀(ブッダ)の生涯(9)求道苦行(ぐどうくぎょう)(2)

苦行者から脱落した者役にも立たぬ苦行から離れ、安定した心の状態でこそ正しい真理を把握できるはずだ、と考えたのでした。その時、瞑想しているシッタルダを、「苦行の道を離れたのに、自分を浄いと思っている」とからかうように歌う人が近づいて来ました。...
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仏陀(ブッダ)の生涯(8)求道苦行(ぐどうくぎょう)(1)

求道苦行(ぐどうくぎょう)「生・老・病・死」の苦しみをどう克服するか、人間の生まれながらに担っている苦悩をどう克服するか、その思索のためにシッタルダは修行の道に入り、高徳な聖人のもとを訪れましたが、満足の行く答えは得られませんでした。高徳の...
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仏陀(ブッダ)の生涯(7)仏陀(ブッダ)の出家(3)

「無所有処(むしょうしょ)」の理父王の使臣と別れたシッタルダは、マカダ国の首都、ラージャグリハ(王舎城)へ向かいました。その近くには、哲学者のゴーサーらやジャイナ教の開祖マハーヴィーラが住み、彼らに対する信奉者も多く、苦行者も多くいました。...
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仏陀(ブッダ)の生涯(6)仏陀(ブッダ)の出家(2)

人間の"四苦"「生・老・病・死」ある日太子が園林へ降りると、巨樹の下に座して坐禅をしていた時、ある乞食(こつじき)の修行僧が近づいてきました。修行僧は、「煩悩は切って捨てるわけにはいかない、煩悩こそ出家修行の始まり」と言います。太子は、その...
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仏陀(ブッダ)の生涯(5)仏陀(ブッダ)の出家(1)

死というものがあまりにもあっけなく訪れるラーフラ王子は、日を重ねるごとに愛くるしくなりました。ヤソーダラ(耶輪陀羅)妃の、夫と子を慈しむ愛情は一層深まりました。第二夫人のムリガジャーには、妊娠の気配はませんでした。この頃、太子は第三夫人ゴー...
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仏陀(ブッダ)の生涯(4)仏陀(ブッダ)の結婚

仏陀(ブッダ)の結婚ゴータマ・シッタルダ太子が17歳の時、太子の妃を決める為、カピラヴァスツの公会堂に長老が集まりました。会議の結果、シャーカ族に血筋の近い、王の妹の姫君、ヤソーダラ(耶輪陀羅)姫が候補に上がりました。古代インド農耕社会では...
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仏陀(ブッダ)の生涯(3)仏陀(ブッダ)の誕生

仏陀(ブッダ)の誕生仏陀(ブッダ)の生没年代はに諸説があり不確定な点が多くみられます。生涯については『過去現在因縁経』『仏本行集経』『普耀経』『仏所行讃』『大般涅槃経』また、戒律の中にもみることができます。特に重要なものは『仏所行讃』(仏陀...
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仏陀(ブッダ)の生涯(2)仏陀誕生の時代背景

仏陀誕生の時代背景仏陀(ブッダ)が生まれるシャーカ族の国は、ヒマラヤ山脈の麓(現在のネパールのタラーイ盆地)にありました。当時、ガンジス川流域には、16の大国が競い合っていましたが、中でもマカダ国、ヴァンサ国、アヴァンティ国、コーサラ国は四...
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仏陀(ブッダ)の生涯(1)仏教について

日本の仏教には、様々な宗派があります。これが仏教の本質を分かり難くしている要因の一つですね。「仏陀の教え」というこのブログの本体サイトがあるのですが、そこに記事を書いているのですが、なかなか字が小さいのと量が多いので、ブログ形式の記事のほう...
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