仏教のことば:「仏(ぶつ)」
仏(ぶつ) 梵語ブッダの音写。 悟れる者、目覚めたる者、完全な人格者、絶対の真理を悟った人。 究極の覚者。 仏=目覚めた人 目...
仏(ぶつ) 梵語ブッダの音写。 悟れる者、目覚めたる者、完全な人格者、絶対の真理を悟った人。 究極の覚者。 仏=目覚めた人 目...
布施(ふせ) 梵語ダーナ(旦那・檀那)の翻訳。 純粋な気持で贈る物質的、精神的な恵みをいいます。
普請(ふしん) 多くの人々に要請して、共に物事(土木、建築など)を為すことです。
節談説教(ふしだんせっきょう) 言葉に抑揚をつけてジェスチャーなども交え、演技的表現をとりながら聴衆の感覚に訴える情念の説教。
福田(ふくでん) 田に稲が実るように、種をまけば功徳のみのりの多いことです。 仏・法・僧の三宝をもいいます。
聖(ひじり) 三世(過去・現在・未来)を知る者をいいます。 わが国の中世以後、庶民の師友となって、街頭に出て教化した僧侶のことです。
比丘(びく)・比丘尼(びくに) 出家して具足戒を受けた男子が比丘、おなじく戒を受けた女子が比丘尼。 比丘は、インドの諸宗教を通じて托...
彼岸(ひがん) 迷いの此岸から、苦悩の流れを越えて到達する悟りの世界のことです。 普通、春分、秋分の日の前後七日間をもいいます。
波羅門(ばらもん) インドの種姓の一つで、最高の位置にある司祭者階級の称。
波羅蜜(はらみつ) 迷える世界から、悟りの世界へ渡ることです。 到彼岸。
波羅蜜多(はらみた) 梵語パーラミターの音写。 度と漢訳。 のち、到彼岸と訳す。 絶対の、完全の、完成した修行、の意味です。
八正道(はっしょうどう) 涅槃に達する八つの道。 正見・正思惟・正語・正業・正命・正精進・正念・正定のことをいいます。
八宗(はっしゅう) 平安時代にひろまった八つの宗派。 倶舎・成実・律・法相・三論・華厳・天台・真言をいいます。
納経(のうきょう) 供養のために、経を寺社に奉納することです。
能化(のうけ) 師として他を教え導くもの。 教化されるものは所化。 よく他人を教化することのできる者をいいます。 所化の対。