仏教のことば

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仏教のことば:「四恩(しおん)」

四恩(しおん)父母の恩、衆生の恩、国王の恩、三宝の恩(仏・法・僧の恩)をいいます。衆生がこの世で受ける四種の恩。経により...
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仏教のことば:「僧伽(さんが)」

僧伽(さんが)和合衆とも言われます。比丘(びく)、比丘尼(びくに)が集まって成る教団。梵語「サンガ」は「僧法(さんずいで...
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仏教のことば:「三十二相(さんじゅうにそう)」

三十二相(さんじゅうにそう)仏にそなわっている三十二種の特徴。三十二相八十種好は「さんじゅうにそうはちじっしゅこう」と読...
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仏教のことば:「三昧(さんまい)」

三昧(さんまい)心を平静にし、他念なく注意を一心に集中した状態。サンスクリット,サマーディの音写。三摩提(さんまだい)。...
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仏教のことば:「三毒(さんどく)」

三毒(さんどく)三毒(さんどく)とは「貪・瞋・痴」(とん・じん・ち)。三垢(さんく)ともいい、むさぼり、いかり、おろかさ...
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仏教のことば:「三塗(さんず)」

三塗(さんず)三途とも書く。地獄・餓鬼・畜生の三つの悪道。死者が行くべき三つの場所。猛火に焼かれる火途(かず)、互いに食...
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仏教のことば:「三世(さんぜ)」

三世(さんぜ)過去世、現世、来世をいいます。過去・現在・未来の三世を通じて因果応報の関係があること。過去の因により現在の...
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仏教のことば:「三帰依(さんきえ)」

三帰依(さんきえ)仏・法・僧の三宝に誠心をささげることです。仏と法と僧の三宝を心から信頼し,尊重すること。仏教徒の根本的...
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仏教のことば:「三界(さんがい)」

三界(さんがい)衆生が生死流転する世界。仏教の宇宙論では、欲界・色界・無色界の三つに分かたれます。
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仏教のことば:「散華(さんげ)」

散華(さんげ)仏教の儀式において花をまき散らすことです。紙製の花弁をまくことが多い。今日から「令和」ですね。日本語は美し...
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仏教のことば:「作法(さほう)」

作法(さほう)日常の行住坐臥、または、儀式などで守るべき礼法をいいます。法にかなった動作。礼儀作法、行儀。しきたり、きま...
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仏教のことば:「生飯(さば)」

生飯(さば)食事のときに、飯の一部をとり分けておいて、幽界の衆生や鬼神、鳥獣などに供するもの。三飯・散飯・三把とも書く。...
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仏教のことば:「作務(さむ)」

作務(さむ)禅宗で、自給の僧院生活に必要な日常作業のことです。禅寺では師も弟子も生活に必要なあらゆる種類の勤労雑役に従う...
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仏教のことば:「座禅(ざぜん)」

座禅(ざぜん)坐して禅定を修することです。両足を組んで坐り精神を集中し、思いをこらし、無念無想の境地に入ることです。イン...
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仏教のことば:「西方(さいほう)」

西方(さいほう)浄土の方処を西方と指示し、具体的な阿弥陀仏や浄土の荘厳相を立ててあらわすこと。仏の在す世界は清浄なさとり...
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仏教のことば:「賽銭(さいせん)」

賽銭(さいせん)神仏に対し、恩徳や利益に感謝してお金を捧げることです。お賽銭の「賽」という字には、「むくいまつる」という...
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仏教のことば:「済度(さいど)」

済度(さいど)衆正を苦や煩悩や罪業から救って、悟りの彼岸へ渡すことです。済は救済、度は度脱。煩悩を脱して安楽の地に至らし...
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仏教のことば:「在家(ざいけ)」

在家(ざいけ)出家にたいしていいます。家に居住して、生計を営みながら仏教に帰依し、三帰五戒を受け優婆塞、優婆夷となった者...
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仏教のことば:「罪悪(ざいあく)」

罪悪(ざいあく)本来の道理に反し、または戒律を犯して苦果を招く行い、人から非難を受ける行いを罪といい、このような罪となる...
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仏教のことば:「魂魄(こんぱく)」

魂魄(こんぱく)心身の異名。魂は、霊の働きがあって形がないもの、魄は形があって霊・心識のよりどころとなるもの。肝を司るも...
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仏教のことば:「金剛(こんごう)」

金剛(こんごう)わめて堅く破砕しないこと、ダイヤモンドを金剛石といいます。金剛杵、金剛喩定、金剛力士などの略。金剛の堅固...
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仏教のことば:「権現(ごんげん)」

権現(ごんげん)権化、応現、化現などと同じ意味です。仏・菩薩が衆生済度のために仮に姿を現すことです。「権」は「かりの」の...
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仏教のことば:「根性(こんじょう)」

根性(こんじょう)気力の本を根、善悪の習慣を性といいます。「根性」とは、そもそも仏教用語です。意味は、「仏の教えを受け入...
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仏教のことば:「五欲(ごよく)」

五欲(ごよく)人間の欲望を起こす色・声・香・味・触。また、財欲、色欲、飲食欲、名誉欲、睡眠欲のことです。
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仏教のことば:「乞食(こつじき)」

乞食(こつじき)僧侶が一切の生業を絶ち、在家人に食を乞うて己れの肉体を保つことです。普通、乞食(こじき)といわれるのは、...
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仏教のことば:「後生(ごしょう)」

後生(ごしょう)後の世、つまり来世に生まれ変わることです。1 仏語。死後に生まれ変わること。また、死後の世。来世。あの世...
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仏教のことば:「居士(こじ)」

居士(こじ)在家で仏道を修め、学修する男性。仕官せず野にある男子の読書人(士)。漢籍で用いられる語。 出家をせずに家庭に...
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仏教のことば:「後光(ごこう)」

後光(ごこう)仏のからだから発する光。また、仏像の背後に刻まれ、描かれた光背。専門家の説明などを聞いていると、時にその人...
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仏教のことば:「極楽(ごくらく)」

極楽(ごくらく)西方十万億土の彼方にあるとされる、阿弥陀仏が教主の安楽国土。無憂苦の理想社会。「極楽浄土」とは、大宇宙に...
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仏教のことば:「五逆(ごぎゃく)」

五逆(ごぎゃく)五種の最も重い罪のこと。これが業因となって必ず無間地獄の苦果を受ける故に無間業・五無間ともいう。父・母・...
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仏教のことば:「五戒(ごかい)」

五戒(ごかい)五悪を犯してはならないとする五つのいましめ。仏教における在家信者が保つべき5つの戒めの徳目。五学処ともいわ...
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仏教のことば:「五蘊(ごおん)」

五蘊(ごおん)色(肉体・物質)、受(感受作用)、想(表象作用)、行(行為形成力)、識(識別作用)の五要素で、人間の身体が...
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仏教のことば:「江湖(こうこ)」

江湖(こうこ)昔の中国の、呉越の要地である三江五湖のことで、そこから転じて、世間とか社会の意味につかわれています。
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仏教のことば:「恒河(ごうが)」

恒河(ごうが)インドのガンジス河のことです。インド北部を流れるガンジス川(現地ではガンガーと呼ぶ)は、川そのものが神格化...
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仏教のことば:「業(ごう)」

業(ごう)煩悩に迷わされて犯す行為。また前世の所行により、今生において受ける果報や運命。仏教で用いられるときは「ごう」と...
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仏教のことば:「公案(こうあん)」

公案(こうあん)禅宗で、修行者を悟りへ導くため、とくに研究推考させる問題。禅宗特に臨済宗で祖師たちの言行録を集めて、それ...
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仏教のことば:「五悪(ごあく)」

五悪(ごあく)殺生、偸盗、邪婬、盲語、飲酒をいいます。不殺生戒不偸盗戒不邪婬戒不妄語戒不飲酒戒
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仏教のことば:「還俗(げんぞく)」

還俗(げんぞく)戒を破った出家が、俗世間に戻って俗人となることです。また自分の願いで僧侶をやめて俗世間にもどることです。
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仏教のことば:「顕教(けんぎょう)」

顕教(けんぎょう)密教の対。密教以外の一般仏教。釈迦の直接説いた教え。言語や文字によって明らかに説き示され、また読むもの...
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仏教のことば:「化仏(けぶつ)」

化仏(けぶつ)仏・菩薩が神通力で、仮にこの世に姿を現すことです。衆生の性質や能力に応じて種々の姿を現す化身。仏の分身。衆...
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