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真理のことば

仏陀真理のことば:第十八章汚れ

第18章は「汝はと」目の前にいる「私」に直接説いている章です。汝の命はと、直接話しかけてきています。不特定多数の人に説いているわけではありません。命は終わりに近づいたといっても死を間近に迫った状態を言っているのではありません。二十歳を過ぎた...
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仏陀真理のことば: 第十七章怒り

第17章は「怒り」「怒らないことによって怒りにうち勝ちなさい。」と説いています。アトラーという信者が、ある長老に教えを乞いにいきましたが、瞑想していて教えてくれず、別の長老のところへ行って聞いてみたら哲学論ばかりやたらに聞かされ全く理解でき...
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仏陀真理のことば: 第十六章愛するもの

第16章は「愛するもの」について説いています。「愛するもの」としていますが、「愛する人」と訳してある文献もあります。人に限らず、全てのものに愛をむさぼってはならないと教えていると思います。自分のものにしたいという欲望、執着してはいけないと説...
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仏陀真理のことば: 第十五章楽しみ

15章は人生における楽しみとは何かというテーマです。勝ち負けは賭け事の世界だけではありません。世の中生きていくのによく言われる言葉に、勝ち組とか負け組みという言葉がよく使われます。どこまでを勝ち組といい、どこまでを負け組みというのか定義があ...
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仏陀真理のことば:第十四章ブッダ(2)

心を清めた上での善でなくてはならない。善と悪との区別は元々存在しないのです。これは第9章で出てきた「善と悪」でも説かれています。179ブッダの勝利は敗れることがない。この世においては何人も、かれの勝利には達しえない。ブッダの境地はひろくて涯...
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仏陀真理のことば:第十四章ブッダ(1)

第14章は七仏通誡偈を元に清く正しい心で、自分が善であると思ったことをなしなさいというテーマです。諸悪莫作  (しょあくまくさ)衆善奉行  (しゅぜんぶぎょう)自浄其意  (じじょうごい)是諸仏教  (ぜしょぶつきょう)大乗仏教ではいろいろ...
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仏陀真理のことば:第十三章世の中

第13章は死に臨むことについてのテーマです。全ては空であると知るならば、死というのも空であると知るであろう。と説いているわけです。直接「空」という言葉は持ち出さず、泡とか蜃気楼とか陽炎(かげろう)と語っていますが、意味は同じだと思います。法...
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仏陀真理のことば:第十二章自己

第12章は「自己について」というテーマです。仏典に自己について見る物語があります。「満月のこうこうと照りわたるある秋の夜、二人の他にだれもいない楼台の上で、国王は王妃に向かって言いました。「マリッカーよ、この世で一番愛しい人はだれかね」と。...
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仏陀真理のことば:第十一章老いること

第11章は人生における「真理の法」について語っています。人生しかり、すべてのものは無常です。絶えず移り変わり変化しており、変わらぬものはありません。今日は笑っていられても、明日も快楽があるとは保証されません。一日一瞬たりとも自らの命を大切に...
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仏陀真理のことば:第十章暴力

第10章は、仏教の非暴力、不殺生、不戦の思想についてのテーマです。他の宗教と比べて、もっとも仏教の優れている教えではないでしょうか。仏陀の生きた時代は、インド史上最も不安定な激動期であり、戦争や社会不安の情勢の非常に混沌とした時代だったよう...
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仏陀真理のことば:第九章悪

第9章は「善と悪」についてのテーマです。非常に難しいテーマで、見方によって善と悪が入れ替わるというようなことが起こりえます。善と悪とは本当に区別できるのでしょうか。仏陀の教えの第1番目の教えでは、人を殺すということが戒められています。戦争で...
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仏陀真理のことば:第八章千という数にちなんで

第8章は教えのための手段について説いています。仏陀は実にいろいろのことを説き、哲学的なことも、宗教的なことも説いています。しかしそれらは、例えば空にしても縁起にしても教えのための手段なのではないでしょうか。己に勝つことは、百人の敵に勝つより...
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仏陀真理のことば:第七章真人

第7章は物事の本質についてまとめられています。仏陀は、何一つ不自由のない王子の位を捨て去って出家しました。お城を出るときは、首飾りや腕飾りなど綺麗に整えられていました。まだ悟りに到る以前の、その出家直後に既に思われたことは、無欲であらねばな...
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仏陀真理のことば:第六章賢い人(2)

第6章は「賢い人」とは何であるかがテーマです。(その2)76(おのが)罪過を指摘し過ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え。──隠してある財宝のありかを告げてくれる人につき従うように。そのような人につき従うならば、善い...
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仏陀真理のことば:第六章賢い人(1)

第6章は「賢い人」とは何であるかがテーマです。この6章には、賢い人につき従うのが良いとか、悪友と交わるなとか、賢者は心理を聞くなどの詩が多くあります。(1)教えの中から、真実なるものを選び取ると同時に、偽りのものを除くこと。とされています。...
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