仏教のことば

仏教のことば:「余乗(よじょう)」

余乗(よじょう)自分の宗派のことを語る事を宗乗(しゅうじょう)といい、他の宗派を語る事を余乗(よじょう)といいます。
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仏教のことば:「影向(ようごう)」

影向(ようごう)姿・形を見せずに神仏の霊が現れることです。
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仏教のことば:「遊山(ゆさん)」

遊山(ゆさん)もと禅宗で、浩然の気を養うため野山の景観を求めて杖を曳くことをさした。遊山」、野山へ遊びに行くという意味もあれば僧侶が修行のため諸国を遍歴するという意味もあります。
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仏教のことば:「遊行(ゆぎょう)」

遊行(ゆぎょう)僧が修行のために諸国を歩き回って伝道することです。少欲知足を旨とし、托鉢による施物を糧として解脱を目指すことにその目的があります。
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仏教のことば:「唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)」

唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)大乗における究極の悟りの境地は、ただ、仏と仏が理解しうるもので、凡夫の思議することのできないものである、と言う意味です。「唯、仏と仏と、乃し能く(諸法の実相を)究尽したまえり」と読みます。ただ仏と仏とのみが互いに知...
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仏教のことば:「遺偈(ゆいげ)」

遺偈(ゆいげ)師僧が悟りの境地を漢詩風に表現し、弟子に与える辞世の句。臨終のとき、あとに残す偈(げ)。多く禅僧が行なうもの。高僧が死に臨んで、自己の感懐、信仰の根幹、弟子・後世への教訓などを記した偈。
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仏教のことば:「遺教(ゆいきょう)」

遺教(ゆいきょう)釈迦が説きのこした教え。仏法のことです。
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仏教のことば:「山伏(やまぶし)」

山伏(やまぶし)修験道の行者。山伏とは、日本特有の山岳信仰にもとづく修行者のこと。
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仏教のことば:「夜叉(やしゃ)」

夜叉(やしゃ)醜悪な姿をした性質の荒い鬼神。梵語ヤクシャの音写。捷疾鬼・勇健・能たんと漢訳。羅刹とともに八部鬼衆のひとつで、人を食らう悪鬼。
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仏教のことば:「野狐禅(やこぜん)」

野狐禅(やこぜん)禅を修めながら、未熟にもかかわらず、悟りを開いたと得意になっている者。まやかし禅。
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仏教のことば:「門徒(もんと)」

門徒(もんと)師の教えを受ける門人、弟子のことです。とくに浄土真宗の信徒を称する。
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仏教のことば:「門跡(もんぜき)」

門跡(もんぜき)一門の仏法の系統を受けついでいる寺院。また、法親王・摂家の子弟が入って仏法の系統をつぐ寺院。
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仏教のことば:「木食(もくじき)」

木食(もくじき)深山に入り、五穀を断ち、木の実を食べて苦行することです。木食(もくじき)は、木食戒(穀断ち)(火食・肉食を避け、木の実・草のみを食べる修行)を受けた僧のこと。木食上人ともいう。
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仏教のことば:「妄語(もうご)」

妄語(もうご)五戒の一つ。真実でないことを口にすることです。
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仏教のことば:「喪(も)」

喪(も)故人の近親者が、一定の期間自宅にこもり、謹慎して哀悼の心をあらわすことです。
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仏教のことば:「滅度(めつど)」

滅度(めつど)涅槃(ねはん)に入ることです。迷いの大苦を滅することです。完全に煩悩を取り除き、悟りの状態になることです。
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仏教のことば:「名刹(めいさつ)」

名刹(めいさつ)歴史のある名高い寺院。名刹・古刹というと、有名な由緒あるお寺や歴史があり古いお寺をいいますが、それではなぜ「刹」の字がお寺の事をさすのでしょうか?刹には二つの意味があります。一つめはサンスクリット語のksetraの音写で、刹...
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仏教のことば:「冥福(めいふく)」

冥福(めいふく)死者が死後の世界で受ける幸福。死後の幸福。冥土の幸福という意味から、死後の世界において、より良い世界に生まれ、幸せになれることを意味します。
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仏教のことば:「冥土(めいど)」

冥土(めいど)冥途とも書く。死後に行く世界。
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仏教のことば:「無明(むみょう)」

無明(むみょう)迷いの根源を為す根本的な無智。煩悩が離れず、仏法の根本を理解できない状態のことです。智慧の光により、苦しみは消えるとされています。
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仏教のことば:「無分別(むふんべつ)」

無分別(むふんべつ)思惟分別を超えた絶対平等の境地。誤って、自己にとらわれ、ものを対立的・相対的に見る分別・妄想を離れること。物事の平等性をさとった状態。
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仏教のことば:「無相(むそう)」

無相(むそう)形やすがたのないことです。特定の相をもたない事。物事には固定的なすがた、実体的なすがたというものがない、という意味です。
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仏教のことば:「無間地獄(むげんじごく・むけんじごく)」

無間地獄(むげんじごく・むけんじごく)八大地獄の一つ。五逆罪を犯した者が熱火の苦しみをうけるという地獄。
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仏教のことば:「無常(むじょう)」

無常(むじょう)すべて現象が変化していくことです。
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仏教のことば:「無我(むが)」

無我(むが)あらゆるものに、永遠不変の実体はないということです。仏教の教えの三つの旗印(三法印)の一つである「諸法(全ての存在)は無我である」と、無我が説かれているように、この言葉は仏教において非常に重要な用語です。
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仏教のことば:「無為(むい)」

無為(むい)生滅変化のない常住不変のことです。無縁仏(むえんぶつ・むえんぼとけ)親類縁者など供養する者のない死者の霊。
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仏教のことば:「弥勒(みろく)」

弥勒(みろく)釈迦入滅後、五十六億七千万年後の無仏の世界に出現するという菩薩。「弥勒」(みろく)とは、「慈しみ」という意味の梵語を音写して漢字にあてはめた仏教の言葉です。梵語とは、サンスクリット語ともいい、インドなどで用いられた古代語です。
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仏教のことば:「冥加(みょうが)」

冥加(みょうが)神仏の恩恵。神仏が人の機に応じて利益を与えることです。冥応・冥益・冥感と同じ。顕加の対。仏や菩薩から知らず知らずのうちに受ける加護。
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仏教のことば:「妙法(みょうほう)」

妙法(みょうほう)妙は神聖、絶対、無比の意味をあらわす。従って、最もすぐれた仏法のことです。
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仏教のことば:「名号(みょうごう)」

名号(みょうごう)仏・菩薩の称号。名は体をあらわし、号は徳をあらわすといいます。
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