2017-11

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仏陀の教え

仏陀の教え(12)「四諦」

「四諦」人生の根本にある真理を「四諦」という、四苦八苦を背負いつつ、この世は無常であるという真実から目を反らさずに、なおかつ希望を持って明るく人間らしく生きていこうと。そういう道があるか、とブッダは自らに問うたわけです。そして、「ある」と考...
仏陀の教え

仏陀の教え(11)無常とは

ブッダの説く無常は「無常観」。無常とは無常とは無常とは虚無ではなく、物事が成長するプラスの面を見ること四苦八苦は人間が生きていくうえで付いてまわるとブッダはいいました。そしてさらに「無常に基づく苦」があると。無常というと日本人は『平家物語』...
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仏陀の教え(10)「四苦八苦」

「四苦八苦」とは怨憎会苦(おんぞうえく)「怨憎会苦(おんぞうえく)」ですが、これは怨み憎しみ合う同士が会うことです。すると互いに頼ることができないので、ともにいて苦しむことになります。たとえば敵同士だと思うような人間が夫婦になるとか。別れた...
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仏陀の教え(9)人生とは「苦」を背負って生きていく道

一切存在は五蘊から成り立っており、それ故、無常・無我である人生とは「苦」を背負って生きていく道であるそこでブッダが語ったのは、この人生は「苦」だということだったわけです。なぜ苦なのかといえば、人は生まれた瞬間から死に向かって一歩一歩、歩いて...
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仏陀の教え(8)仏教の基本は仏陀の教え

悟りに至る道仏陀はまず、ヴェーダの祭式万能主義とバラモンの権威を否定、またカースト制度を超越して、「慈悲」による人間の平等を唱えました。* 仏教の根本的倫理観念の一つで、特定された相手だけでなく、すべての人に最高の友情を持ち、他人の苦しみを...
仏陀の教え

仏陀の教え(7)梵天勧請[ぼんてんかんじょう]の物語

甘露の法雨が地上に降り続ける仏陀仏陀(ブッダ)(釈迦)(釈尊)は自分の悟ったダンマは深甚微妙(あまりにも深く、微妙であり人々の推論の域を越えている)であり、人々には理解されないであろうと考え、それを人々に説くことは出来ないとそのまま涅槃に入...
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仏陀の教え(6)初転法輪

最初の説法を初転法輪 仏陀(ブッダ)はブッダガヤーで一人坐禅をして、悟りを開きます。これを誰かに伝えたいと思ったけれども誰もいません。あれこれ考えた末に、先の五人の友達に最初の説法をしようと決めるんです。5人とは* 嬌陳如(きょうじんにょ)...
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仏陀の教え(5)真実によれた

難行苦行では解脱を得ることができない休験したからこそ無駄が無駄だとわかってくるこういう流れがあるためか、一般に、苦行は役に立たないといわれます。苦行が空しいものだと知るためには、苦行をしなくてはいけなかったのではないかと。苦行を体験して、「...
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仏陀の教え(4)苦行時代

誰も悟りとか真実の思想に到達した者はいないそれで釈尊は出家して、最初六年間、さまざまな難行苦行を行いました。ブッダ白身、苦行時代の初期に断息の修行を徹底的に行って、それは『アーナーパーナサティ・スートラ』、つまり『大安般守意経』としてまとめ...
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仏陀の教え(3)四門出遊

「四門出遊」、後世に生まれた説話釈尊の出家の動機としてよく語られる「四門出遊」という説話があります。釈迦族の王子として育ち、何不自由のない暮らしをしていた若者がなぜ出家したのでしょうか。釈尊が物思いに耽って、いまでいう鬱(うつ)の状態になっ...
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仏陀の教え(2)仏陀(釈迦)について

仏陀の教えは(仏教として)語り継がれ、書き継がれて約2500年の時を経た今でも、私達にも語りかけている釈迦(Gotama Siddhattha・悉達多・釈迦牟尼・仏陀等)は紀元前400年頃(別説500年頃)に現在の印度とネパールの国境地帯、...
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仏陀の教え(1)仏陀の教えとは?

仏陀の教えとは?仏教と聞くと、何か暗いじめじめしたものを感じるとしたら、そんなイメージを作り上げてしまった日本人の風土にあると思います。現代仏教界の多くはその収入源を葬式や付随する法事か観光事業に頼っているような気がします。読まれる経典は中...
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仏陀(ブッダ)の生涯(20)仏陀(ブッダ)の死後

「如是我聞」仏陀(ブッダ)自身は著作を残しませんでした。仏陀(ブッダ)入滅後、阿闍世王はその教えが誤りのないようにするため、弟子たちが大集結して、仏陀(ブッダ)の言動や教団の戒律などを書き残しておこうと考え、そのような会を持ちました。これを...
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