仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち

仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち

十大弟子について-阿難尊者(アーナンダ)

阿難尊者(アーナンダ)阿難(あなん)阿難、阿難陀の略。仏陀(ブッダ)の従兄弟で出家後は持者として、生涯仏陀(ブッダ)に仕え、また仏陀(ブッダ)の法門を常に間近で聴聞し、つぶさに記憶したことから、多聞第一の尊者といわれています。仏陀(ブッダ)...
仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち

十大弟子について-羅尊者(ラーフラ)

羅尊者(ラーフラ)密行第一の羅喉羅(らごら)仏陀(ブッダ)の実子というより、ゴウタマ・シッダルタ太子と妃であったヤショーダラ姫とに授かった子供です。仏陀(ブッダ)は16歳で結婚されましたが、なかなか子宝に恵まれず、27歳になったとき妻のヤシ...
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十大弟子について-優波離尊者(ウパーリ)

優波離尊者(ウパーリ)持律第一の優波離(うばり)優波離はインドのカーストでも下層のシュードラの出身でした。仏陀(ブッダ)がまだ悉多(シッダルタ)といわれた太子の頃カピラ城で釈迦族のもとで、なんと阿那律の奴隷として仕えていた理髪師だった優波離...
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十大弟子について-迦旃延尊者(マハーカッチャーナ)

迦旃延尊者(マハーカッチャーナ)論義第一の迦旃延(かせんねん)対論や哲学的論議を多くされていることから「論議第一」と称せられました。尊者の出自には婆羅門家の出であり、西インドのアヴァンティー国出身とか、南インド地方出身とかの説など諸説異論が...
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十大弟子について-富楼那尊者(プンナ)

説法第一の富楼那(ふるな)十大弟子中では最古参。説法第一の富楼那といわれます。仏陀(ブッダ)が悟りを開いて初めての説法=初転法輪しょてんぼうりん後の第一の弟子です。十大弟子の中では一番早く弟子となった人です。弁舌さわやかで、解りやすいお説教...
仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち

十大弟子について-須菩提尊者(スブーティ)

須菩提尊者(スブーティ)解空第一の須菩提(しゅぼだい)北インド、コーサラ国の首都サーバティ(舎衛城)のバラモン家系の大長者の家に生を受けられました。叔父さんは仏陀(ブッダ)に「祇園精舎」を寄進した須達多(すだった)長者です。幼少より天才的頭...
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十大弟子について-阿那律尊者(アヌルッダ)

阿那律尊者(アヌルッダ)天眼第一の阿那律(あなりつ)アヌルッダは仏陀(ブッダ)と同じく釈迦族の出身で、仏陀(ブッダ)の従弟だといわれています。仏陀(ブッダ)が祇園精舎で説法をされている最中、アヌルッダは不覚にも居眠りをしてしまいました。仏陀...
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十大弟子について-摩訶迦葉尊者(マハーカッサパ)

摩訶迦葉尊者(マハーカッサパ)頭陀第一の摩訶迦葉(まかかしょう)頭陀行というのは、衣食住に村する執着を払いのけるために実践しなければならない行のことです。ボロで作った衣を者なければならない【著幣衲衣(じゃくへいのう)】という行では、彼は釈迦...
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十大弟子について-目連尊者(モッガーラーナ)

目連尊者(モッガーラーナ)神通第一の目連(もくれん)神通第一とうたわれる目連もバラモンの裕福な家系に生まれ、幼い頃より舎利弗(サリープッタ)とは仲のよい間柄であったこと、祭りに興じている人々を見て無常を感じ、二人して出家を決意したことは、前...
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十大弟子について-舎利弗尊者(サーリプッタ)

舎利弗尊者(サーリプッタ)智慧第一の舎利弗(しゃりほつ)仏陀(ブッダ)の弟子1250人の中「智恵第一」と讃えられ、目連と双璧を成す十大弟子の中でも経典中も数多く出てきます。舎利弗はバラモン階級の子として将来を嘱望されつつ生まれました。彼は周...
仏陀の教え

十大弟子について

十大弟子について仏陀は非常に多くの弟子を養成しました。仏陀(ブッダ)はインドに16大国あった中でも、特に栄えていたマガタ国とコーサ国で教えたので、この2ヵ国に弟子が多くいます。生涯に1250人の直弟子がいたとされ、中でも優秀な10人の高弟が...
仏陀の教え

十牛図

十牛図悟りを開いても、山の中から出て人に何かをしないとあまり意味はありません。それを表してるものに十牛図があります。それが宗教を宗教らしく形づくっているものであるように思えます。十牛図では、人々のために仏陀の教えを簡単に教えられているようで...
仏陀の教え

大乗仏教と小乗仏教

大乗仏教と小乗仏教紀元前一世紀頃、仏教は大きく二つの流れに分れていきました。大乗仏教と小乗仏教です。「小乗仏教」は仏陀(ブッダ)の教えにあくまで忠実な教えであり、「大乗仏教」は仏陀(ブッダ)の言葉を踏まえながら、多くの人々の救済を目的とした...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち(2)

仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち(2)「あの時仏陀(ブッダ)はこう述べられた」「言葉の上だけで仏陀(ブッダ)の言ったことをとらえてはなりません。それはかくかくしかしかの意味で仏陀(ブッダ)はこう述べられた」議論をことのほか好むインド人が、ど...
仏陀の教え

仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち(1)

仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち今日から新しいテーマです。「仏陀(ブッダ)の遺志を継ぐ者たち」仏陀(ブッダ)の入滅後、仏教は大きく変化をとげていきました。「仏教」という言葉ができたのも、このころではだと思います。仏陀(ブッダ)が入滅した時に...
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