2018-03

真理のことば

仏陀真理のことば: 第二三章象

第23章は「象-聡明な伴侶」について説いています。思慮深く、行い正しく、聡明な伴侶を得ることが出来たならば、あらゆる危険や困難を乗り越えて、心喜び、正しく念じつつ、ともに歩むがよい仏陀の時代、修行は一人でするものか、共同でするものかという議...
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仏陀真理のことば: 第二二章地獄

第22章は「地獄-善悪の基準」について説いています。悪をなすよりは何もしないほうがよい。悪を行えば後で悔いる。単に何かを行うよりは善を行うのがよい。行い終わって、悔いることがない。善悪の違いはどのように決められるのでしょうか。
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仏陀真理のことば: 第二一章さまざまなこと

第21章は「さまざまことで、広大な楽しみをのぞんで、つまらぬ快楽を捨てよと説いています。自分の快楽を得るために、他人を苦しめるというようなことはしないのが普通だと思います。他人を苦しめてまで自分の快楽を得ようとする人は、ごく少数だと思うので...
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仏陀真理のことば: 第二十章道

第20章は「真理の道-八正道」について説いています。一切のものは苦しみであるという詩があります。277は諸行無常、278は一切皆苦、279は諸法非我として知られている詩です。諸法無我といわれますが、非我と無我は大きく違うと思います。仏陀の生...
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仏陀真理のことば: 第十九章道を実践する人

第19章は「道を実践する人」について説いています。仏陀は言われました。「私は最高の楽しみを得た」と。そのためには単に言われたことをなしていれば良いのではなく、心が洗われて来なければその境地に達することは出来ないのだといわれます。いろいろの決...
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仏陀真理のことば:第十八章汚れ

第18章は「汝はと」目の前にいる「私」に直接説いている章です。汝の命はと、直接話しかけてきています。不特定多数の人に説いているわけではありません。命は終わりに近づいたといっても死を間近に迫った状態を言っているのではありません。二十歳を過ぎた...
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仏陀真理のことば: 第十七章怒り

第17章は「怒り」「怒らないことによって怒りにうち勝ちなさい。」と説いています。アトラーという信者が、ある長老に教えを乞いにいきましたが、瞑想していて教えてくれず、別の長老のところへ行って聞いてみたら哲学論ばかりやたらに聞かされ全く理解でき...
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仏陀真理のことば: 第十六章愛するもの

第16章は「愛するもの」について説いています。「愛するもの」としていますが、「愛する人」と訳してある文献もあります。人に限らず、全てのものに愛をむさぼってはならないと教えていると思います。自分のものにしたいという欲望、執着してはいけないと説...
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仏陀真理のことば: 第十五章楽しみ

15章は人生における楽しみとは何かというテーマです。勝ち負けは賭け事の世界だけではありません。世の中生きていくのによく言われる言葉に、勝ち組とか負け組みという言葉がよく使われます。どこまでを勝ち組といい、どこまでを負け組みというのか定義があ...
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仏陀真理のことば:第十四章ブッダ(2)

心を清めた上での善でなくてはならない。善と悪との区別は元々存在しないのです。これは第9章で出てきた「善と悪」でも説かれています。179ブッダの勝利は敗れることがない。この世においては何人も、かれの勝利には達しえない。ブッダの境地はひろくて涯...
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仏陀真理のことば:第十四章ブッダ(1)

第14章は七仏通誡偈を元に清く正しい心で、自分が善であると思ったことをなしなさいというテーマです。諸悪莫作  (しょあくまくさ)衆善奉行  (しゅぜんぶぎょう)自浄其意  (じじょうごい)是諸仏教  (ぜしょぶつきょう)大乗仏教ではいろいろ...
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仏陀真理のことば:第十三章世の中

第13章は死に臨むことについてのテーマです。全ては空であると知るならば、死というのも空であると知るであろう。と説いているわけです。直接「空」という言葉は持ち出さず、泡とか蜃気楼とか陽炎(かげろう)と語っていますが、意味は同じだと思います。法...
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仏陀真理のことば:第十二章自己

第12章は「自己について」というテーマです。仏典に自己について見る物語があります。「満月のこうこうと照りわたるある秋の夜、二人の他にだれもいない楼台の上で、国王は王妃に向かって言いました。「マリッカーよ、この世で一番愛しい人はだれかね」と。...
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